看護師が「辞めてもいい」と思えた話
【転職3回の現役ナースが正直に書きます】

「辞めたい」と思うたびに「でも…」と自分を説得してきた。
患者さんのこと、スタッフのこと、せっかく取った資格のこと。
この記事は、そうやってぐるぐるしていた自分と同じ人に読んでほしくて書きました。

「辞めたい」という気持ちに罪悪感を持つ必要はない

看護師は「人の命に関わる仕事」という重さがある分、「辞める」という選択に対して必要以上に罪悪感を持ちやすいです。 「自分が抜けたら患者さんに迷惑がかかる」「同僚に申し訳ない」「せっかく国家資格を取ったのに」——。

でも、正直に言います。職場はあなたが辞めた後も、なんとかなります。 人が辞めても回るような仕組みを作るのは、職場(組織)の仕事です。あなたが一人で背負う問題ではありません。

この記事が伝えたいこと

「辞めていい」

看護師であることと、今の職場にいることは別の話です。

私が「辞めてもいい」と思えた瞬間

最初の転職を決めたのは、入職から2年が経った頃でした。 毎朝、玄関を出る前に「今日も乗り越えなきゃ」と自分に言い聞かせる生活が続いていました。 仕事が嫌というより、もう「仕事に行く自分を支えることに疲れた」感じでした。

転換点は、職場の先輩に言われた一言でした。「私もここ辞めることにした。もう十分やったよ」。 その人が辞めるのを見て、「辞めることができる人がいる。辞めていいんだ」と初めて思えました。

辞める前は「3年は続けないといけない」という縛りが頭にありました。 でも今思うと、その3年ルールに根拠なんてなかった。 辞めて転職した先で「あ、看護師ってこんなに楽しかったんだ」と思えた日のことは今でも覚えています。 — 転職ナース・みき

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辞める前と辞めた後、何が変わったか

辞める前
・朝、職場に行くのが憂鬱
・休日も頭が仕事から離れない
・「もっと頑張れるはず」と自分を責める
・看護師を続けられるか不安
転職後
・仕事終わりに「今日もよかった」と思える日が増えた
・休日に仕事を考えることがほぼなくなった
・職場の雰囲気が違うと、自分も変わると実感
・「看護師続けてよかった」と思えた

「でも辞めにくい」と感じる理由と、その答え

「3年は続けないといけない」と思っている

「3年ルール」に明確な根拠はありません。1〜2年でも転職できますし、転職先が不利になるとも限りません。 それより「心身が壊れてから辞める」より「早めに動く」方が、次の職場でも良いスタートが切れます。

「辞め方がわからない」

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「次の職場も同じかもしれない」という不安

転職エージェントを使えば、職場の内部情報(残業の実態・人間関係・離職率)を 事前に確認することができます。求人票だけで選ぶのとは、情報量が全然違います。

辞めるのが怖い人に、まずやってほしいこと

「辞める」を決める前に、まず「転職の情報を集める」だけでいいです。 登録するだけで転職が決まるわけではありません。「今より良い職場が存在するかどうか」を知るだけで、 今の職場を続けるか辞めるかを、正しい情報で判断できるようになります。

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よくある質問

Q. 「もうちょっと頑張れば変わるかも」は本当ですか?

職場の構造的な問題(人手不足・上司の性格・残業体質)は、個人が頑張っても変わりにくいです。 「あと少し」が1年・2年と積み重なってしまうパターンが多い。 「頑張り続ける」と「動き始める」を並行して考えることをおすすめします。

Q. 転職回数が多いと不利ですか?

看護師の転職は他業界より多い傾向があり、転職回数だけで判断される業界ではありません。 理由をきちんと説明できれば、2〜3回の転職は問題になりません。 私自身、3回転職していますが、転職のたびに職場環境は改善されています。

この記事を書いた人
転職ナース・みき。急性期病院・健診センター・訪問看護と3回の転職を経験した現役看護師。 「辞めていい」という許可を自分に出せなかった日があったから、同じ気持ちの人にこの記事を書きました。 辞めることは、看護師をやめることではありません。